Tuesday, July 17, 2012

撮影その2。

EXIST blog をご覧の皆様こんにちは。


ちょっと雑談。

先日やっていたカンブリア宮殿は「PORTER」で有名な吉田カバンの回でした。
見た人はどれくらいいるんでしょう?
いやあ、素晴らしかったです。




企画・デザインから製造までの全てを国内で行い、
デザイナーと職人の間で交わされる綿密な打ち合わせが、
マスターピースと呼ばれるモデルを生み出しています。


特に素晴らしいのが、修理品を修理する際のシステム。
そのカバンを作った職人の元に返ってくるようになっているそうです。
僕も経験ありますが、使い込まれたアイテムが自分の手元に戻り、
自分の手で修理して再び送り出すのは言葉に出来ない感動があります。
作り手のプライドやモノへの思い入れを完璧に把握していますね。
それを企業として体現しているのは本当にすごいです。


企業理念もそうですが、それを実現するための徹底的なこだわりが、
このブランドを唯一無二の存在にしているのだと思います。


今のファッション業界の風潮とは真逆の部分で勝負している吉田カバンさん。


飽和しつつある日本のファッション、
今後こういう切り口で盛り上がっていけばもっと面白くなると思うんだけど。












また雑談が長引いちゃいましたね。笑


本題の撮影話です。




先日EXISTの撮影の後半戦を行いました。
その模様をちらっとお見せ致します。






今回はモデルを使った撮影でした。
トップレスの撮影を快く承諾してくれたみなちゃん。
忙しいなかわざわざこの撮影の為に時間を割いてくれました。
ありがとう!




今回撮影したスタジオ、なんと前回の倍くらいの広さでした。
松林大先生…ファインプレー過ぎます。




そしてフルメンバーで4人という少数精鋭にも関わらず控え室完備。笑
なんとシャワールームまで備えつきの超VIP待遇。
もったいない。笑










今回は被写体が人なので皆で案を出しながらの撮影。

撮影しているうちにこういう構図が良いとか、
このアングルはどうだろうとか、
こういうポージングでやってみようというのがどんどん出てきて、
撮影時間がバシバシ押しちゃうんですよね。笑















トップレスでの撮影で当初緊張気味だったみなちゃんも、
終盤では大分打ち解けてこの余裕。笑
何やっても画になるな、この子。



撮影の〆にメンズ3人でラーメン。
みなちゃんは時間が押すと少し厳しいとのことだったので、
モデルのショットが終った時点で途中退場。
忙しい中来てくれて本当に有難う!




ということでEXISTの撮影は無事に終了。
スタジオを使った本格的な撮影っていうのは、EXISTとしては初めてでしたが、
モノづくりとはまた違ったクリエイティブな刺激が満載でした。

元々「今回は巻きで撮ろう。」と話していたのに、
案の定予定時刻を2時間ほどオーバーしていました。
松っちゃん、ごめん。笑



でも、ラーメン屋で松っちゃんが言っていた、


「デザイナーや、モデル、メイクや、色々なスタッフの方と一緒に一つの作品を作る。
それが楽しいし、素敵だと思ったから僕はカメラマンになろうと思った。」


という言葉の意味を肌で感じる事が出来ました。
人から人、手から手を渡って、何か化学変化のような事が起きる時。
それが、心を動かす何かが生まれる瞬間なのでしょう。


今回、色々な縁があって素晴らしい撮影が出来ました。
この場を借りて改めてお礼を言いたいです。
皆僕の我侭に付き合ってくれて本当に有難う。


さて、ここからは編集とGraphicを担当しているCarinaにバトンタッチです。
皆で撮影をした作品を最後に形としてに仕上げるのは彼の仕事。


僕らが生み出したものが誰かの目に触れた時に、
また新しい化学変化がおきることを願ってます。


Carina、宜しく!
















と、柄にもなくアツく熱弁してしまいました。
ただでさえ最近は暑いのに、これ以上暑苦しくしてどーすんだ。笑




色々な事が少しづつ形になりつつあります。
1日も早く多くの方に届くよう日々精進ですね。









でも今は夏の暑さで僕はこんな感じです。笑














Keep movin' Fuck the fashion.




Kento Nagashima


【EXIST HP】
http://www.exist-existance.com/

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